意外と知られていないのが、ダンボール回収で出してはならないダンボールがあることです。ダンボールには種類があり、厚さをはじめ、重さや頑丈さもそれぞれ違いがあります。たとえば、スーパーなどでよく見かける野菜や果物が入ったダンボールは、厚みがあり頑丈な作りをしているだけではなく、ワックスが塗られていることもあります。特に輸入された野菜や果物はこのようなダンボールに入っています。また、一般的なダンボールであっても何度も濡れてしまったものや、油などがしみ込んでいるものなどの汚れているものは、有料無料関係なく回収できません。 ダンボール回収は無料でおこなっているからか、回収所でもマナー違反の捨て方が見られます。無料だからこそ、回収業者がスムーズに運び出せるように配慮したいものです。特に頻繁に見られるのが、分別がまったくされていない状態で捨てられている、汚れた状態のダンボールが捨てられているなどです。ダンボールだけを束ねるようにし、汚れているものは軽いもの以外は資源にはならないので、小さく切って一般ごみに捨てるようにしましょう。ダンボールを捨てる人がマナーを守れば、回収もスムーズに進み、本来必要のない作業の時間を減らすことにつながります。